漆喰とは消石灰とスサと呼ばれる植物系繊維を混ぜ糊液でねりあげたものです。
この写真の場合予め工場にて上記の材料を混合して作った粉末の材料に水を加えて練り上げます。
誤解されると困るのですが、漆喰やドロマイトプラスターは空気中の二酸化炭素(炭酸ガス)と結合して硬化するいわゆる気硬性材料であり、水と反応して硬化するセメントや石膏、土壁の様な水硬性材料とは根本的に違っているところです。
ここまで説明しましたが、くどくなりついでに、気硬性のメカニズムについて簡単に説明します。
(面倒であれば読まなくて結構です。)
漆喰の原料の消石灰(正確には水酸化石灰)はその原料の石灰岩(炭酸石灰)を900〜1200度で焼成することによって消石灰と炭酸ガス(焼成時に空気中へ飛散)に分離させて作ります。こうして出来た消石灰に糊液を混ぜ、塗りつけると、空気中の二酸化炭素(炭酸ガス)と反応して、再び炭酸石灰即ち石灰岩となり、安定するわけです。

上記の調合漆喰と専用オイルです。
漆喰を外部仕上げ材として用いる場合、耐水性を持たせるために使用します。

漆喰の上塗り(仕上げ塗り)をしているところです。

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